ブショ、フレデリック Bouchot, Frédéric 1798~?

 フランスの素描画家、石版画家。19世紀前半パリで『カリカチュール』誌などの絵入り雑誌の挿絵で活動したが、いまではほとんど忘れ去られている群小風俗画家の一人。

 ブショは折り畳み部分を開けると秘めやかな艶景が現れる「折り畳み絵(クラップビルダー)」の開拓者として知られる。のぞき趣味のテーマを好み、多くのエロティック石版画をものした。

 なかでももっとも有名なのが、12枚連作の「色狂いの悪魔たち」(Diabolico Foutro Manie)である。そこには、好色な悪魔がおぼこ娘に卑猥ないたずらの数々を働くさまがしたためられている(同連作はアシル・ドヴェリアの作とする説もある)。  

 

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